眼鏡(メガネ)「思うままに」

日本の眼鏡人口は約7,000万人といわれます。40歳以上の人は総て老眼ですので、高校生以上で6割の人がメガネ、コンタクトレンズを使用と推定されます。7,000万人の方に少しでもお役に立てますように。

視力のすごさ、メガネ(眼鏡)でハッとさせられましたことを生活の知恵として公開させていただきます。

メガネ・視力を通してお役に立つ情報を提供する。「えー、そんなことがあるの、知らなかった」と、63年の間にお客様に教えられ、鍛えてもらい、ハッとさせられましたことを、お客様が喜ばれ、笑顔になられたことをお伝えしたいと存じます。

63年間で検眼人数延べ約10万人以上、フィッティング(かけ具合)延べ約15万人以上(極めた人にしか判らない世界かもしれませんが)でお客様に、はっとさせられ、お喜びの中でたくさんのことを教えていただき学ばせて頂けたこと、誠に感謝であります。

なんとか、世の為、人の為、お国の為にご恩返しができないかと思ってペンを執りました。若い世代の方々に将来の夢として少しでもお役に立てれば幸いです。

①メガネを快適に合わせるということは誠に難しく、唯一無二の世界です。

右眼と左眼で度数が違います。

ほぼ全ての人がそうです。

利目も右、左と違います。

利目の視力が落ちるとプロ野球、プロゴルファーの選手が下手をすると引退に追い込まれたりします。

お顔の作りが全ての人が違います。

頭の形状も全ての人が違います。

目から耳までの長さで、右のテンプルの長さと左のテンプルの長さが全ての人が5㎜から15mm違います。

一番難しいのは様々な形をしたお鼻にあわせることです。

 

弊社ではかけ心地が良く、お客様に喜んでいただいた41年の実績を基に特許庁の意匠登録を4件いただき、フィッティング(かけ具合)で皆さんご一緒に挑戦していただき、魔法のメガネフレームⓇとなり、快適でかけているという感じが消えて喜んでいただいています。よく魔法の手ですねと云われます。

②車社会 青信号でも渡らない 車が止まってから歩く

現在は大変な車社会となり、毎日車の洪水の中で生活し、交通戦争と言われます。

毎日車で出勤される方、車の運転で仕事をされている方など、視力と運転の問題が出てきます。

車の免許の更新は5年と3年ですので視力検査のチャンスがほとんどありません。視力が0.6、0.3と下がると生活や運転は出来ますが、車のスピード感覚、遠近感覚、立体感が極端に無くなりますので、追突や事故につながりやすくなります。大型免許の検査の重要なポイントは深視力です。

日本では視力不良で運転されている方が50~60%位と感じられます。

 

仕事柄、子供や孫には幼稚園の頃から、横断歩道では信号が青に変わっても渡るな、車がちゃんと止まってから渡れと言い続けました。これは今の時代、残念ながら子どもさんでも大人でも通用することですね。自分の命は自分で守るしかありません

③視力と認知症

視力がボーっと見えていると、頭脳もボーっとなってしまいます。

 

眼科の先生がよく患者さんにお話しされているのが、見るということは皆さんは目と思うかもしれないが、実は脳で見ているのだと教えてみえます。視力と認知症は深いかかわりがあるとも仰っています。

平成10年に検眼中、視力と脳でお客様にハッとさせられました。お客様がよく検眼で眼を合わせると、よく見えて頭がスーッとした、気持ちよくなったとおっしゃいます。

こちらもハッとさせられます。

50歳を越しますと手の届く範囲が全て老眼の範囲となり、ボーっと見えていると疲れがどっときます。

視線の9割が手の届く範囲で、皆さんキョロキョロしてみえますから。

④ 眼鏡は遠近両用の時代から心に響くオートフォーカス・シニアレンズⓇの世界に

痴呆症の言葉から長谷川ドクターの提案で認知症の言葉に社会が変わりましたが、眼鏡業界も遠近両用の老人的な言葉から、若々しいオートフォーカス・シニアレンズⓇの心に響く世界の言葉として社会に認知されたいものです。

遠近両用レンズは、業界推進機構の使用者アンケートでは、58%の人が何らかの不満を持っているという結果がはじき出されました。お店で仲間の人や友人ご本人から失敗したというお話を聞かれた方も多いと思います。

お客様は老眼鏡で見える距離は10人中10人の方が35cmくらいと思ってみえますが、本当は30cm~2mの間ですね。50歳以上の人は老眼で視力が落ちてぼやけて見える範囲です。

老眼で見にくくなった30cm~2mの間をカバーするのが、心に響く新しい言葉オートフォーカス・シニアレンズⓇです。

車の長距離運転(30分以上)で遠くから、ナビ、メーター計まで楽に見えますので疲れが半減します。

 

検眼にて体感されて、ご自身で○・×を決められるといいですね。

安い老眼鏡を下さいとお店に来られ、検眼が終わって、オートフォーカス・シニアレンズⓇに笑顔で喜んでお決めになりました。ここに検眼の醍醐味があります。

70歳以上の方には眼の調節力が下がりますので、もう一つ、生活の知恵で30cm~40cmの距離が見える老眼鏡がお勧めです。

⑤ 眩しさをやわらげるサングラスの怖さ

眩しさを取るために殆どの方はサングラスの濃い色を想定されると思います。

残念ながら、度の無いサングラスでは眩しさは消えません。

大事なことは唯一無二、自分のみの左右の眼の度数をきっちりと検眼にて合わせてあると色なしレンズでも眩しさは半分以上消えます。

家に例えると、土台をしっかりと作ってその上に柱が立ちます。柱が色の濃さと思ってください。

 

これが、これからの皆様の眩しさから眼を守るオンリーワン・マイカラーレンズⓇとなります。眩しさを取るためには、唯一無二、ご自分だけのオンリーワン・マイカラーレンズⓇの時代となることでしょう。

 

⑥ かけ心地が良くなることを殆どの方がご存じありません

 眼鏡が下がってくるのでいつも手で上げている。耳が痛くなる。いつも締め付けられている感じで外してしまう。合わないのでつい外してしまう。メガネはこんなものだと殆どの方が思い込んでみえます。

かけ具合を合わせるのは専門家でもとても難しい仕事です。

技術を極めるには20~30年はかかります。

男性の60%くらいの方が脂性ですので、かけ具合を合わせても1~2時間でズルっと下がってきます。これを見事に解決し、今まで25年の間にとても喜んでいただいている技術、実績があります。その技術は特許庁の意匠登録をいただきました。かけ具合でお困りの方はぜひご体感下さい。お感じになれると思います。

かけ心地を合わせるフィッティングを失敗しますと、オリンピックの体操やフィギュアスケートの選手が着地でお尻から落ちてゆくのと同じです。

いま眼鏡をかけている人のほぼ99%の人がかけ心地が合っていません。証は4K、液晶テレビでお顔がアップで出てきますが、政界、財界、芸能界、一般の人もほとんどの人が合っていなくて申し訳なく、心が痛みます。

ディスカウンターのお客様も多くなり、駆け込み寺でお持ちになりますが、殆どのフレームが直すことのできないフィッティング不可能の時代となりました。お客様に申し訳なく、悲しい時代です。

 

 弊社ではお客様が喜ばれ、ハッとさせられましたことを、41年以上の実績を基に本物の技術を後世に伝える為に特許庁の意匠登録4件をいただき、魔法のメガネフレームⓇとして喜んでいただいています。完成しお渡しの後、かけている意識がありません、といわれ、すかさず300万円の価値ですね、とお話しすると皆さん大爆笑で盛り上がります。

世界中、日本中のメガネをお使いのお一人お一人のお客様に眼鏡で助かっているよ、身体の一部だから、ありがとうと云っていただけるように、お客様の笑顔と共に頭脳を守って行けますように、大きな眼鏡業界の使命を果たして行けますように。

⑦ スマホと視力

スマホの時代となりましたが

30分見たら15分休みましょう。

丁度、正座をして30分くらいで足がしびれて立てなくなるのと一緒です。眼も休ませてあげましょう。

スマホの見過ぎで内斜位の心配の方は眼科の先生に診てもらいましょう。

⑧ 拡大鏡の落とし穴

テレビ広告でよく流れていますが、落とし穴があります。

左右の度数がほとんどの方が違います。本体の眼の老眼の度数を合わせて見ないと疲れてしまいます。

手元の視力0.1の人が拡大鏡で拡大してみても0.1の見え方です。

視力0.1の人が老眼鏡をかけて視力0.9~1.0にして、拡大鏡を使うと0.9~1.0で見ることができますので疲れません。殆どの人が左右度数が違っていますので。

⑨ 視力が合っていないと

  • 年齢関係なく、人と話をしていても疲れてしまいます。本能的に相手の表情を読み取ろうとされるからです。
  • テレビも大型画面ですが、画像も視力0.3位だと文字が読みづらく、肩こりや首筋が痛く、疲れてしまいます。
  • 合わないメガネはすぐに外してしまいます。

⑩ 63年間の眼鏡人生の中で

  • お客様の笑顔と喜びの為に生涯かけて5本柱の検眼、販売、加工、フィッティング、マネジメント(経営)を勉強し、磨き、極めてゆかなければならない楽しい、嬉しい、やりがいのある仕事で大きな使命をいただいています。
  • フレームの選び方でお客様の人格、風格にも大きな影響を与え責任を感じます。
  • フレームにて年齢を上に6歳、同級生、下に6歳と変えられます。
  • 女優さんや女性の方はオンリーワン・マイカラーレンズⓇで年齢、目元のカモフラージュで最適に楽しめます。
  • 総ての眼の異常は視力に現れてきます。眼科の先生によく診てもらいましょう
  • 白内障手術後の補正眼鏡について。10人中10人の方が外科手術と勘違いして補正をしない人が殆どで、まぶしく、疲れてしまいます。
  • コンタクトレンズ使用の人は眼鏡との併用で眼を守ることがベストです。お家ではメガネで酸素を取り込みましょう。お酒の休肝日と一緒です。
  • 62年の現場で変わらない言葉があります。フレーム選びの時に必ず殆どの方が、目立たなく、優しく、上品なものをと望まれます。この選び方は、年齢が6歳は老けてしまいます。
  • 形状記憶合金フレームは言葉の響きは良いのですが、プロ中のプロは使いません。難しいかけ具合を合わせられませんので。
  • 資源のない日本では頭脳資源こそ唯一日本人の宝であります。それを支える大切な視力です。
  • お得意様に「うちの柱を何本も立てていただいています」とお礼と感謝を申し上げています。
  • 人間は不思議なもので、今お使いのメガネのイメージからほとんどの方が脱皮できません。なじんでみえるのでしょうね。不思議です。
  • プラスチックレンズがスタートして41年となります。おかげで眼鏡がプロテクターとなり、失明を全国でたくさんの人が免れました。交通事故や頭から倒れたり、物にぶつかったりと、当店だけでも約70人の方の衝撃の写真があります。
  • こんな言葉や態度をとる人は嫌われる、なんと凄いご夫妻だろう、なんと下から下から頭の低いすごい方だろう。など、人生勉強の現場となります。
  • お客様のお困りになっていることを相談されている時は新入社員の心で必死に聞いています。プロ中のプロやベテランの心だとボタンを掛け違えます。誰一人同じ方がないからです。唯一無二の世界です。
  • 色々な世界で極めた人の話を素直な心で聞く人は、驚くほどの成長の姿を見せてくれます。
  • 一人一人のお客様に買っていただいている、家族中で利用していただいている、のではなく、創業より41年間本当に支えて支えていただいているという感動が込み上げてきて涙が出そうで只々感謝あるのみです。
  • 私の仕事の師匠、大恩人であります、キクチメガネ故森文雄社長、AJOC初代理事長が、いつも口癖のように、メガネの仕事は定年がない仕事だ、健康で長く働いてほしいとよくおっしゃっていました。
  • 眼鏡の仕事を50代まではガムシャラに走り続け、本当にこの仕事の深遠さ、すごさ、責任の重さを60代70代80代で、ヒシヒシと感じています。本物の仕事ができるのは、健康であれば60代70代80代かも判りませんね。森社長の言葉をかみしめます。
  • 眼鏡の王道は62年やっても難しく、楽しく、生涯勉強の連続で終わりそうです。80代の本番を迎えて感謝です。